成長著しいインドネシアでは、自家用新車の購入が爆発的に伸びています。日本からも多くの工場が進出していますが、現地で今もっとも求められているのが、金型の技術です。量産にはFA化を進めることが不可欠であり、当社の持つ技術力は、たいへん期待されています。
すでに日本車のブランドが確立されているインドネシアに生産拠点を持つことは、さらなる発展に繋がると考え、当社は現地のパートナーと組んでのインドネシア工場設立を決定いたしました。場所はジャカルタの南。稼働は2013年末から2014年頭を予定しています。
訪れるたびに高層ビルが建ち、交通量が増えているのを実感する、非常にスピード感のある国です。自動車業界では、東南アジアは近い将来、米国よりも大きな市場になると見込まれています。若々しいエネルギーに満ちた国の高度成長を、ともに体験できる得難い機会に、喜びを感じずにはいられません。長年培ってきた技術を、環境に配慮しつつ現地の経済に還元していけることを確信しています。