プレス加工の中で、相栄産業がもっとも得意とするのが「絞り加工」です。絞りは板を緩めたり張ったり、スピードを調整するなど微妙な調整を繰り返すことでシワや歪みのない製品を作り出します。絞りに関わる金型、加工スピード、潤滑いずれも難度の高い調整が必要とされ、加工する側に高い技術が求められます。この技術により、自動車に必要なあらゆる部品のプレス加工を可能としてきました。
プレス加工は、大型プレスライン(300t〜700t)、中・小型プレスライン(35t~200t)の各ラインの設備を有しており、一気に材料から製品まで仕上げることができます。さらに、800t、600tなどの大型トランスファープレスや順送プレスにより、加工部品を大量に生産することも可能です。取り扱い可能材料は、鉄、アルミ、ステンレス、チタンなど。材料の厚さは0.8mm〜12mm程度、製品の大きさは最大約1.2m程度まで対応可能です。