相栄産業では、自動車部品の製造に必要な防錆能力の高い複数の塗装方法を確立しているほか、めっき処理も行います。具体的な塗装方法としては、吹き付け、粉体塗装、カチオン電着塗装がありますが、特にカチオン電着塗装は防錆に優れていることから、早くから着目し、設備を整えました。カチオン電着塗装の特徴としては、複雑な細部にも均一な塗膜が得られる、塗り漏れが防止できる、塗料損失が少ない、耐蝕性・塗膜強度に優れている、などの利点が挙げられますが、相栄産業ではさらに、高耐候性塗料を使用することで、日光にも強く色褪せしにくい塗装を可能にしました。高耐候性塗料は扱う企業が全国でも限られていますので当社の大きな強みになっています。